大阪でマウスピース矯正を探すときのポイント5つ｜メリット・注意点も解説

大阪でマウスピース矯正を行う場合は、どんなポイントに注目して歯科医院を探すべきなのでしょうか。歯列矯正の仕上がりの良し悪しは歯科医院が決めるといっても過言ではありません。この記事では、大阪でマウスピース矯正を探すときのポイントをマウスピース矯正のメリット・デメリットとあわせて解説するので、ぜひ参考にご活用ください。

大阪でマウスピース矯正歯科を探すときのポイント

大阪でマウスピース矯正を探すときに確認すべきポイントは以下の5点です。

＜大阪でマウスピース矯正を探すときのポイント＞

1. 実績のある矯正医がいるかどうか
2. 最新の検査機器があるかどうか
3. 治療の説明が丁寧かどうか
4. 料金の提示は明確かどうか
5. 自宅から通いやすいかどうか

なぜ上記を重視するべきなのか、わかりやすく解説します。

①実績のある認定医がいるかどうか

矯正医の実績の確認は重要です。歯列矯正にはマウスピース矯正から舌側矯正までさまざまな種類があり、それぞれ専門的な技術が必要です。各分野に対応できるノウハウを持つ各分野の認定医から治療を受けることで、理想的な歯列矯正をスムーズに完成させられます。

②最新の検査機器があるかどうか

歯列矯正を正確に実施するためには、口腔内の状況を細かく把握しなければなりません。そのためには高度な検査機器が必要不可欠です。とくに立体での撮影が可能な「歯科用CTスキャン」は歯列矯正を行う上で重要な検査機器なので、歯科医院がHPなどで検査機器を公開している場合は有無を調べましょう。

③治療の説明が丁寧かどうか

歯列矯正の治療期間は治療が終わった歯並びを維持する保定期間も含めると最短でも3年、長ければ4年半～5年程度です。治療中は1～2ヶ月に1度のペースで通院が必要なため、歯科医院との信頼関係を築けるかどうかにも着目しましょう。初回のカウンセリングから丁寧に治療内容を説明してくれる歯科医院なら、安心して治療を任せられます。

④料金の提示は明確かどうか

治療費が明確に表示されているかどうかを確認しましょう。また、歯列矯正でかかる治療費の支払い方法には一括払いから都度払い、そしてデンタルローンと多岐にわたります。金利がかかる支払い方法もあるため、トータルのコストがいくらかかるのか、毎月の支払いはいくらになるのかを細かく提示してくれる歯科医院を選ぶことも大切なポイントです。

⑤自宅から通いやすいかどうか

先述したとおり、歯列矯正の治療中は定期的な通院が必要です。できる限り自宅から近く、通いやすい歯科医院を選ぶように意識しましょう。また、会社員の方など、日中や平日の治療が難しい場合は、会社から通いやすいかどうか、夜間・土日にも治療を受け付けているかどうかといった点をチェックしてください。

大阪のマウスピース矯正の費用相場

大阪のマウスピース矯正の費用相場を表にまとめました。

【大阪のマウスピース矯正の費用相場】

参考としてワイヤー矯正の費用相場も掲載しています。マウスピース矯正にかかる費用は70～120万円が相場で、平均するとおよそ100万円です。ワイヤー矯正と比べると安い費用で治療できる可能性が高いでしょう。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについては次の項目でくわしく解説します。

そもそもマウスピース矯正とは？

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使って歯列矯正を行う方法です。実際の歯並びから微妙に位置をずらしたマウスピースを装着し、少しずつ歯を動かしていきます。マウスピースは1～2週間おきに交換して、平均1～2年をかけて理想的な歯並びへと矯正します。

メリット・注意点は後述しますが、最大のメリットは治療が目立たないことです。歯列矯正というとシルバーの矯正装置を歯に付けた治療を思い浮かべる方が多いかもしれません。マウスピース矯正では目立つ矯正装置を使用せずに矯正できるため、人前で話す機会が多い仕事をしている方にもおすすめできます。

他の矯正方法との違い

歯列矯正の方法としてもっとも一般的なのは「ワイヤー矯正」です。ワイヤー矯正は主に銀色の矯正装置を歯の表側、もしくは裏側に取り付けて矯正するため、目立ちやすいことが欠点といえます。また、マウスピース矯正が自由にマウスピースを外せることに対して、ワイヤー矯正は自分では付け外しができません。

ワイヤー矯正のメリットは、治療できる範囲が広いことです。マウスピース矯正と比較してより強い圧力をかけられる治療法なので、歯並びがとくに悪い方でも治療できる可能性が高くなります。目立ちにくいワイヤー矯正の方法もあるので、自分自身に合った治療法を見つけましょう。

マウスピース矯正のメリットや注意点

マウスピース矯正のメリット・注意点は以下のとおりです。

【マウスピース矯正のメリット・注意点】

メリットと注意点の両方を把握して、マウスピース矯正が自分に合っていそうかどうか確認しましょう。

メリット：自由に付け外しが可能

マウスピースは自分自身で自由に付け外しできます。1日の装着時間は守らなければなりませんが、痛みや違和感を覚えた場合などは一時的に取り外しても構いません。

食事中や歯みがきの際も取り外せるため、味覚が変わる心配もなく、歯みがきも普段どおりに行えるでしょう。取り外した際にマウスピースを洗えることもメリットで、きちんとメンテナンスを行えば治療中の衛生環境が悪くなる心配もありません。

メリット：痛みや不快感が少ない

マウスピースは薄く作られており、表面も滑らかなので、装着中に粘膜を傷付けて痛みや不快感を覚えにくいことがメリットです。発音にも影響しにくく、装着中も普段と同じ感覚で日常生活を送れます。

まれにマウスピースの形状が口内に合わず、角が刺さってチクチクした痛みを感じる可能性がありますが、形状の調整で解消できます。立体的な矯正装置を取り付けるワイヤー矯正と比べて、日常生活で違和感を覚えることも少ないでしょう。

メリット：目立たない

最大のメリットともいえるのが審美性です。マウスピースは透明で、なおかつ薄く作られていますから、装着中に人前で口を開けたとしても治療の様子が目立ちません。治療中の見栄えの悪さを気にして歯列矯正に踏み出せない方は、マウスピース矯正による治療を検討するとよいでしょう。

一方でワイヤー矯正は目立ちやすいとされますが、歯の裏側だけに矯正装置を取り付ける「裏側矯正（舌側矯正）」なら目立たずに治療ができます。後述するようにマウスピース矯正には注意点もあるため、さまざまな治療法を知り、選択肢に加えて、歯科医師と相談した上で適切な治療法を選びましょう。

注意点：治療が難しい場合がある

最初の注意点は、マウスピース矯正では治療が難しい場合があることです。マウスピース矯正はワイヤー矯正とは歯を動かす仕組みが異なるため、苦手とされる歯の動きがあります。症例によっては、マウスピース矯正を希望したとしても、治療に応じてもらえない場合があることを知っておきましょう。

特にディープバイト（噛み合わせが深い状態）で抜歯が必要となる場合、下顎大臼歯の遠心移動、上下大臼歯の近心移動、上顎側切歯の移動量が大きい場合などでは、マウスピース矯正では治療が難しくなります。まずは歯科医師による診察を受け、マウスピース矯正で治療が可能かどうかを確認しましょう。

注意点：飲食時には外す必要がある

糖分が歯に付着したままになる場合や、マウスピースが変色する可能性があるため、飲食時にはマウスピースを外す必要があります。これはメリットでもある一方、面倒に感じる場合もあるため、人によっては注意しなければなりません。

朝昼晩の食事以外でも、基本的には間食を含むすべてのタイミングでマウスピースの取り外しが必要です。仕事の合間にコーヒーを飲んだり、飴やガムを口に含んだりする際もマウスピースを外さなければならず、ストレスを感じる可能性があります。

注意点：自己管理が必要

マウスピース矯正は患者主体で行う治療であり、一定の自己管理をする必要も生じます。代表的な例としては装着時間があり、1日あたり20時間以上は装着しなければなりません。取り外したまま付け直すのを忘れて眠ってしまったり、紛失してしまったりしないように注意しましょう。

また、衛生管理のためには毎日のメンテナンスも必要です。メンテナンスを怠ると、マウスピース上で繁殖した雑菌が臭いの原因になるかもしれません。こういった自己管理に自信がない方は、付けたままで治療できるワイヤー矯正を選ぶとよいでしょう。

まとめ

大阪でマウスピース矯正を行う場合は、実績ある矯正医からの誠意ある治療を受けられるかどうか、必要な検査機器を擁しているかどうかなどを確認しましょう。マウスピース矯正にはメリットと注意点があるため、まずは治療可能かどうかを判断するために歯科医院で検査を受けることをおすすめします。

大阪オルソは、女性専用のマウスピース矯正専門医院です。2022年6月時点で医療法人として２医院合計1000人以上の患者様の治療実績がございます。北浜院はプライベートな空間で感染症のリスクを感じることなくリラックスして治療を受けていただける環境ですので、マウスピース矯正にご興味をお持ちの方は当院へお気軽にご相談ください。

著者：谷木俊夫