マウスピース型矯正装置(インビザライン)ができるまで
光学スキャナ
光学スキャナは口の中を読み取るペン型のカメラです。このスキャナの登場により、従来のシリコン印象をとることはなく、精度の高いマウスピースを早く作れるようになりました。
インビザライン製作工程の比較
現在
- ①スキャナーで歯並びを撮影します。約10分で比較的簡単に撮影することができます。
- ②技工所にスキャンデータを送信します。ボタンを押すだけで即時にデータが転送されます。
- ③治療シミュレーションを作成します。歯型からデジタルデータに変換する手間がないのですぐにシミュレーション作成を始めることができます。
- ④完成したシミュレーションからインビザラインを製作します。
- ⑤インビザラインが技工所から医院に発送されます。(製作開始から最短でおよそ4週間で到着)
従来
- ①シリコン印象材を使って歯型をとります。材料の硬化時間が長いのと、気泡の混入による取り直しが必要となるため、個人差はありますが1時間程度かかることもあります。
- ②歯型を技工所に発送します。変形しないように厳重に梱包して航空便で発送するため、技工所到着まで最短で一週間程度かかります。
- ③シミュレーションを作成します。歯型からデジタルデータに変換しなければならないためシミュレーション作成開始まで最短で10日程度要します。
- ④完成した種ミュレーションからインビザラインを製作します。
- ⑤インビザラインが技工所から医院に発送されいます。(試作開始から最短で6週間で到着)